ワンルームと1Kどっちを選ぶか

 

さて、それでは選ぶならどっちになるでしょうか?ワンルームと1K、どちらを選んでも一人暮らしなら最適な間取りであることは間違いないのですが、各人の要望に応じていろいろ研究してみた方がいいでしょう。

 

まず、面積と間取りの関係についてです。ワンルームと1Kという間取りだけで単純に部屋の構造が決まってくるわけではなく、面積が大いに関係してきます。

 

基本的に面積が小さい場合ワンルームになりますが、1Kにしようとすれば、ある程度の広さが求められることになります。

 

居室が6畳程度のワンルームなら18平米ほどになりますが、キッチンがある場合、1Kだと20平米ほど必要になります。わずか2平米の差ではあるのですが、この差がキッチンスペースの有り無しに関係するのです。料理好きの人なら1Kがいいでしょうし、ゆとりを求めるならワンルームでもいいのです。

 

料理好きで1Kを考えている場合は、冷蔵庫置場の確認も重要です。毎日自炊する、料理が好きという場合にはスペースの問題に加えて料理の臭いや汚れが部屋につかないので、1Kがお勧めなのは間違いありません。

 

友人などが来た時でも居室をスッキリとさせておくこともできます。更にキッチンが3畳程度あれば、ゆとりがあり、食器棚、テーブルなども置くことができます。

 

一方、ワンルームの特徴は仕切りがないことで、それは同じ18平米なら仕切りのついた1Kより居室として使える空間が広くなるのがメリットです。食事は外食が多く、お湯を沸かす程度で、キッチンを活用しないなら、ワンルームで充分なのです。仕切られていない空間でも衝立などでかなり自由にアレンジもできます。