ワンルームと1K選ぶ時の注意点

 

ワンルームと1K、いずれにしても選ぶ時には注意することがあります。まずは冷蔵庫置き場の確認です。

 

1Kでもキッチン横に置けないと部屋の中に置くことになります。間取り図だけの確認ではスペースが不明確なこともあるので、現地で確認するようにしましょう。

 

洗濯機置き場も同様です。室内に防水パンがあるなら、そのスペースの分は居住スペースが狭くなります。こうした比較的高さのある家電があると部屋を更に狭く見せてしまうものです。

 

次は収納スペースです。ワンルーム・1Kタイプでは収納スペースがかなり重要です。収納スペースが少ないと、いろいろな物があふれてしまって、部屋を更に狭くしてしまいます。同じ面積だったら特にそうですが、収納のある部屋が6畳で、収納のない部屋が7畳だったとしたら、実際に使える居室面積は6畳の方が広い場合もたくさんあります。洋服や雑貨などは多くなりがちですから、収納スペースにはこだわらなければならないのです。

 

また、6畳ワンルームでも広さが20平米の部屋と15平米の部屋などがあります。専有面積は5平米も違うわけで、それは居室として使える以外のスペースの差です。専有面積が広い部屋には、玄関回りのシューズクローゼットや、部屋のクローゼット、押し入れがあるということで、バス・トイレ別などもあります。その結果、居室部分も広々と使うことができるのです。

 

逆に専有面積が狭いと、収納がまったくなかったり、3点ユニットで、キッチンも小さかったりします。収納がなければ、収納家具が別に必要で、実際に使えるスペースはかなり少なくなります。このあたりは踏まえて置かないと、後で後悔することになります。